ホノルルの不動産を管轄する『ホノルルボード・オブ・リアルターズ(HBR)』は、最新の調査結果で、カカアコ地区の先月1月のコンドミニアム売買数が42件で、昨年同月の26件より上昇したことを発表した。
先月1月のカカアコ地区の中間価格は61万3500ドルで、昨年同月の39万2500ドルより56パーセント上昇した。
また、先月1月のカカアコ地区の新売り物件数は75件で、昨年同月の52件より44パーセント上昇したが、先月1月の売り物件在庫数は228件で、昨年同月の231件より1パーセント減少し、市場売り出し期間は、先月1月は29日間で、昨年同月の32日間より9パーセント短くなっている。
最も注目すべきエバ地区、カポレイ地区の先月1月のの売買数は57件で、昨年同月の39件より46パーセント上昇し、今年1月の中間価格は63万1000ドルで、昨年同月の62万ドルより2パーセント上昇し、市場売り出し期間は、先月1月は19日間で昨年同月の12日間より、長くなった。
HBRの関係者は、「年の始めの不動産の動きは、毎年動きが最も遅い時期であるが、先月1月はその傾向に外れた地域があった。ホノルルではこの時期に、再販される新売り出し物件が増加し、新売り物件の在庫数が増えることが予想されていた」と述べている。
またカネオヘ地区も先月1月の戸建て住宅の売買数は14件で、昨年同月の11件より27パーセント上昇し、先月1月の中間価格は、94万5000ドルで昨年同月の76万ドルより24パーセント上昇した。
なお、先月1月の在庫数が60件で、昨年同月より5パーセント下がる中、先月1月の新売り物件数は32件で、昨年同月の22件より45パーセント上昇した。
(出典:パシフィックビジネスニュース)