2021 年03月12日
地元気象学者とDNLR(ハワイ土地天然資源省)によると、ハワイで冬の雨季に大雨が降ることは珍しい事ではないが、今回のようにハワイ各地で甚大な被害が出るほどの豪雨は、歯止めがかからない地球温暖化による気候変動の象徴的事例であり今後もさらに起こりえる、と警笛を鳴らした。
地元気象学者とDNLR(ハワイ土地天然資源省)によると、ハワイで冬の雨季に大雨が降ることは珍しい事ではないが、今回のようにハワイ各地で甚大な被害が出るほどの豪雨は、歯止めがかからない地球温暖化による気候変動の象徴的事例であり今後もさらに起こりえる、と警笛を鳴らした。
オアフ島中心街で雷を伴った嵐による停電発生20,000世帯に影響
ハワイアン・エレクトリックの報告によると、オアフ島の多くの地域で昨夜19:00ごろから雷による停電が発生し、約20,000世帯に影響が出た。停電は、カハラ、カパフル、パロロ、ワイキキ、マノアの各地区までにおよび、同日の深夜11:00ごろ復旧した。
月曜日から降り始めた大雨でハワイ州各地で現在発令中の鉄砲水注意報は、現地時間水曜日の午後6時まで維持される見込みである。大雨は今後もハワイ州各所で局地的に降る可能性があり、被害が拡大する恐れがある。雨を降らせてる低気圧は今週の週末までハワイ上空に停滞するのでは、と警戒されている。