ハワイ住民意識調査：52％が観光客の受け入れ人数を規制すべきと回答
このほどハワイ大学マノア校の公共政策センターが700名の地元住民を対象に実施した”ハワイの観光業”をテーマにした意識調査の結果を発表した。調査結果によると、調査に参加した住民の52%が、「ハワイ州は、州外からの観光客数をもっと規制すべきである」と州政府の観光業政策に不満を感じていると判明した。また、調査に参加した住民の78%が、人気の観光スポットで「入場料」を全入場者から徴収する州政府の政策に好感を持っていることも分かった。
ハワイ州：今年4月のハワイ渡航者数、昨年4月実績の100倍に増加
ハワイ州観光局の最新の報告書では、今年4月にハワイを訪れた渡航者総数は、484,000人で、この数値は、昨年4月のパンデミックとロックダウン最中の渡航者数の丁度100倍だった、と発表した。この渡航者数の増加は、確実に観光業界復興の兆しを表すものの、パンデミック以前の2019年4月の渡航者数、850,000人に戻るには早期の外国人観光客の渡航再開が不可欠だ、とした。
イゲ・ハワイ州知事は、現在まで施行中の屋外でのマスク着用義務を火曜日付けで全面解除すると発表した。知事は、発表の中で、「この措置は、ワクチン接種が州人口の過半数まで進み、集団免疫を獲得されつつある状況を鑑み解除に踏み切った」とも述べた。一方で屋内でのマスク着用は、変わらず義務化が続くとした。
