オアフ島のヒルトンハワイアンビレッジの従業員が加盟している労働組合で、ストライキを行うか否かの投票が行われ、約1,700人の組合員の91%がストを承認しました。ホテルと労働組合員の間で取り交わされている労働契約が、2018年7月に期限切れをしており、あらたな労働契約交渉のため、ストライキ実施も辞さないとしています。ハワイでは、約６カ月前に５つのホテルの従業員が51日間にもおよぶストライキを行い、顧客からサービス低下に関する訴訟を受けています。ハワイ・ニュース・ナウ

ハワイ島のワイピオ渓谷を訪れる旅行者の増加に伴い住民から不安の声があがっています。渓谷への道路は、急斜面の単線道路で、四輪駆動車での乗り入れがルール付けられていますが、通行する観光目的の車両が住民の車両の約４倍に膨れ上がり、安全面に対する不安の声があがっています。住民から入口にゲートを設置する案などの要望が出ていますが、道路はハワイ郡が管理する公道で実現は厳しいとみられています。また観光客の車両が私道に乗り入れたり、ゴミを捨てたりといった問題も発生しています。公道と私道の境目にゲートを設ける案なども提示されています。ハワイ・ニュース・ナウ

ホノルル市議会は、オアフ島の固定資産税の引下げ案を承認し、住宅所有者は約70ドル引き下げられる見通しです。法案は、固定資産税の控除額を8万ドルから10万ドルに引き上げるほか、標準的な老人ホームの控除額を12万ドルから14万ドルに引き上げるというもので、カーク・コールドウェル市長は、控除額引上げより年間税収が1千万ドル以上失われる可能性があると訴えていたものの、満場一致で同案が可決されました。コールドウェル市長は、５月３日までに法案に署名するか、拒否権を発動するか、注目されています。（写真＝イメージ）ハワイ・ニュース・ナウ