ハワイ州政府：次フェーズのワクチン接種対象の優先順位選定が難航
Covid-19ワクチン接種によるフロントライン・ワーカー（前線就労者）と75歳以上の高齢者への集団免疫の獲得が進む中、州政府幹部は、次のワクチン接種対象の選定に着手した。州政府が予め設定したフェーズ順に沿えば、次の接種対象者（Phase 1C）は、基礎疾患を持つ65歳から7４歳の高齢者とエッセンシャル・ワーカーで、対象人数は前Phase 1Bの約3倍の40万人となり、さらなる優先順位の分割作業が必要になっている。
Covid-19禍安全度調査：ハワイが全米で2番目に安全な州として選出
Wallethubの調査によると、Covid-19禍のなか、ハワイ州がアラスカ州に続く2番目に安全な州として選出された。この調査は①ワクチン接種率②感染者数③入院者数④死亡者数⑤伝染率を全米50州とコロンビア特別区でランキング形式で集計し、まとめた結果である、とした。尚、安全度最下位は、オハイオ州、サウスカロライナ州、ニューヨーク州などの州が名を連ねている。
ハワイ州保健省関係者によると、北米本土の悪天候の影響で、ハワイ州へのワクチン発送に大幅な遅れが生じ、今週のワクチン接種予定を延期せざる得ない状況だ、とのこと。同関係者によると、火曜日にハワイ到着予定だったモデルナ社製のワクチン14,200回分が未だ到着せず、またファイザー社製ワクチンもミシガン州から発送すら出来ていないとの知らせも本日入った、と述べた。
