NEWS2021年06月
イゲ州知事：目標接種率70％到達前にも行動規制全面撤廃の可能性を示唆
イゲ・ハワイ州知事は、木曜日の会見で、「このまま新規感染者数の減少傾向が続くようであれば、州のワクチン接種率目標値70%に達する前にも全てのCovid-19 関連行動規制を撤廃する可能性がある」と述べた。ハワイ州の先週1週間の1日平均新規感染者数は47件で減少傾向にあり、もし行動規制の撤廃が決定すれば、屋内でのマスク着用が不要になり、旅行規制や、店舗内の収容人数規制も撤廃されることになる。
ハワイ州：ワクチン接種率の向上で、今週から新旅行関連規定が施行
ハワイ州のワクチン完全接種率が55%に達したのに伴い、今週の火曜日から隣島間旅行規定の更なる緩和が進む。まずは、旅行前のPCR検査義務と自主隔離義務が完全撤廃される。また太平洋間旅行者に関しても同様に、ハワイでのワクチン接種を済ませた旅行者に関しては、旅行前のPCR検査は必要なくなる。ただしハワイ州以外でワクチン接種した旅行者に関しては、旅行前のPCR検査は引き続き義務化されている。
イゲ州知事：ハワイ州Covid-19関連規制の完全撤廃はワクチン接種率60％到達が目安
北米のメジャーな観光地では、次々と商業施設などのビジネスの営業再開や、規制の緩和、撤廃が進む中、イゲ・ハワイ州知事は、未だにハワイ州のビジネスに規制をかけ続けている。先ごろ、ブランジアーディ・ホノルル市長が、現行の行動規制の緩和をイゲ州知事に提案した際、イゲ州知事は「州のワクチン完全接種率60％到達が規制緩和の目安」と回答した。
