アメリカ気象庁は、先月（１２月）に、ハワイ諸島が例年よりも涼しく、ハワイ主要四島の一部で気温１０度台を記録したことを発表しました。ハワイ諸島で最も涼しかったのは、最低気温が１２.７８度を記録したカウアイ島リフエで、マウイ島カフルイとハワイ島ヒロでも１３.８９度、オアフ島カラエロアでも１４.４４が観測されました。ハワイ・ニュース・ナウ

２０１７年のオアフ島の住宅中間価格が５年連続で最高値を更新したことが明らかになりました。オアフ島で売買された一戸建て住宅の中間価格は$７６万００００で、２０１６年から３％増となった他、コンドミニアムの中間価格は、５％増の＄４１万００００でした。売り物件が市場に出てから売買成立までの平均日数は１８日間で、不動産業界関係者は、オアフ島では住宅の供給量が需要に追い付かず、今年も住宅価格の値上げが継続する見方を示しています。（写真＝イメージ）KITV4

ハワイ州では、２０１８年から州で定めている最低賃金を１時間あたり＄１０.１０に引き上げました。今回の最低賃金の値上げで、州内の約５万１０００人の労働者が恩恵を受け、州全体では約６.８５０万ドルが新たな賃金となります。マサチューセッツ工科大学の研究機関の試算では、ハワイ州で子供がいない独身者が生活していくには、最低でも１時間あたり＄１４.９７が必要とされています。州議会では、さらなる最低賃金の値上げが必要として、２０２１年までに最低賃金を＄１５まで引き上げる案や２０２２年には＄２２までさらに引き上げる案などが検討されています。ハワイ州の４つの銀行では、州の新しい法案成立を待たず、新年から最低賃金を＄１５に引き上げました。ハワイ・ニュース・ナウ