2019 年01月02日
海外投資家の不動産投資額が増加
2016年から2017年までの1年間で、海外投資家がハワイ不動産に投じた総額が、約10億ドルにのぼる他、2018年1月からの9カ月間で、8億4,100万ドルほどになっていることが明らかになりました。専門家は「投資額の増加はハワイの経済にとっても建築業や弁護士などにもプラスではあるが、一般の人々が購入できる物件の減少につながっています。また投資家が購入した物件を違法バケーションレンタルとして利用して、住宅地の観光地化が進んでいます」と述べています。Collateral Analytics社のCEOは「現在のハワイに対する海外投資家の投資は、日本のバブル期に比べると穏やかなものです。ハワイの不動産投資の70~75%を占めているのはハワイ州在住者で、海外投資家の割合は全体の5%ほどで、その他は米本土の投資家によるものです。投資家たちは目立つような物件を購入する傾向にあるため、ほんの一部の物件を購入しただけでも、投資家が島の不動産を買い占めているような錯覚を与えているのかもしれません」と述べています。(写真=イメージ)ハワイ・ニュース・ナウ