ハワイ州最高裁判所は10月30日に、ハワイ島のマウナケア山に建設が計画されている巨大望遠鏡の設置を支持する決定を『賛成４』『反対１』で下しました。この先アメリカ合衆国最高裁判所が、建設案に関する審議を行わない限り建設計画は遂行されることになりました。マウナケア山の巨大望遠鏡設置計画に関しては、マウナケア山を聖なる場所とするハワイ原住民が、建設反対運動を行うなどして望遠鏡の設置に意義を唱え、環境保護団体も山頂周辺の環境破壊を懸念する声が上がっていました。最高裁判所が支持を決定した巨大望遠鏡は、口径30メートルもある世界最大級のもので、2009年に最初の建設計画が発表されていました。ハワイ・ニュース・ナウ