2018 年06月26日
教師不足・深刻化
ハワイ州公立校の教員離職率が上がり教師不足問題が深刻化しています。最新調査によると、2016年から2017年までの1年間に辞職した教師は411人で、2012年からの1年間の266人よりも急増しています。離職する理由として、給与が生活費に見合っていないことで、ワイアルア小学校の教師でコロラド州へ引っ越しを決めているキャリーさんは「ハワイで教師として勤め続けることを夢見ていましたが、生活費が高すぎて厳しいということがわかりました。ハワイに留まるには教師以外の職に就く必要があり、教師であり続けるにはハワイから出るしかありません」と語りました。公立学校教員組合「ハワイの教員不足率は2011年から51%増となっているほか、無免許の臨時職員数は2011年から63%増、ハワイ州内の教育プログラムを修了している教師数は2010年から29%減となっており、州内の教員不足はとても深刻です」と語りました。ハワイ州では1,000ほどの教育関係のポジションが空席で、教育関係部門の人手不足が深刻化しています。ハワイ・ニュース・ナウ