ホノルル（ハワイ・ニュース・ナウ）― ハワイの高い生活費に苦しむ家族や高齢者を支援する新たな低所得者向け住宅プロジェクトが、月曜日に二つの節目を祝いました。
コア・ビスタは、ワイピオのコア・リッジ計画コミュニティにおける低所得者向け賃貸プロジェクトです。
最初のフェーズである、年間の世帯収入の中間値の30%から60%の高齢者向けとなる、3900万ドルの7階建て95戸の賃貸アパートメントの献納式典が開催されました。
ジョシュ・グリーン州知事は「安定した手頃な価格の住宅は、強いコミュニティの基盤です。今日、私たちはハワイの家族と高齢者が尊厳と安心感を持って暮らせるように、さらに一歩前進します」と述べました。
その後、第2フェーズとなる、資格のある家族向けの低所得者向け賃貸住宅を提供する2棟目の中層階建て建物の起工式が行われました。建設は2026年半ばに完了する予定です。
各ユニットには、冷蔵庫、オーブン、ケーブルテレビとインターネット接続、窓用ブラインド、ラミネートフローリングが含まれます。共用エリアの設備には、多目的ルーム、ランドリー、オフィススペース、庭園、公園があります。
市の土地管理局の局長であるキャサリン・タシュナー氏は、「あまりにも多くの人々が、ニーズに合った住宅を見つけたり、手頃な価格で借りたりすることができず、島を離れることを余儀なくされています」と述べました。「これは単なる住宅問題ではありません。私たちの労働力をここに留めること、経済を強化すること、そして将来の世代がハワイを故郷と呼べるようにすることなのです」とタシュナー氏は付け加えました。
このプロジェクトの建設は、州および連邦の税額控除、ハワイ住宅金融開発公社、および州のハワイ住宅金融開発公社を通じた賃貸住宅回転基金によって可能になりました。

(出典：ハワイ・ニュース・ナウ）